足袋ってこんなにかわいいの!?「創作足袋 千代の松」に迫る。

ども!尊央(Takahiro)です!

今回は自分が足袋を購入しているお店、

「創作足袋 千代の松」さんについて。

お店に足を運び、千代の松のお母さんとお父さんと会話を重ねながら自分の目で選んで購入し、実際に履いているからこその魅力を伝える!

目次

魅力はここ!!!!

魅力① 柄が素敵すぎる!

魅力② 少しだけ足首が長い構造

魅力③ とっても暖かいお母さんお父さん

魅力① 柄が素敵すぎる!

実際に手に入れた足袋はこれ!

普段履いている足袋の2足が千代の松の足袋。

足袋を女性にプレゼントしたのだがその1足も千代の松の足袋である。

足袋デビューを果たした最初の1足がこちら!

勝ち虫の総柄。

日本の伝統を感じつつも現代にもマッチするかわいい柄。

本当にとても気に入っている。

行田で暮らしてきたのに、この足袋を買うまで足袋を履いたことすらなかった。

千代の松で、目で見て、迷って選んだ最初のこの1足は、

行田の足袋を広める

そう決意した、一生胸に残る1足となっている。

そして2足目。

天狗や般若など日本の縁起物のお面が全体に描かれた柄。

『ジーパンに合わせようかな』

『スラックスに合わせてもいいかも!!』

普段のファッションのアクセントなどにも使いやすい。

どんな服に合わせようか考えるととてもワクワクする。

上の写真は女性にプレゼントした足袋だ!

日本土産が描かれたこの足袋。

和柄なのに現代風でもある。とてもかわいくて若者にも馴染みやすい1足だ。

気づいたら迷ってしまっている店内

勝ち虫、お面、土産柄の足袋、これらは即決で決めたのか?

そうではない。

千代の松の店内の様子を見て欲しい。

店内にはあっちこっちに目が行ってしまうくらい目を引く柄の足袋が並んでいる。

写真の中にはない柄、

子どものサイズから足が大きい人でも履けるサイズまで、

引き出しや裏の保管する場所には、まだまだ写真には写っていないたくさんの足袋がある。

即決なんかできる訳がない!!

『え!かわいい!!』『これかっこいい!』『これもいい!』

こんな感じで散々迷いに迷った。笑

魅力② 足首が少しだけ長い構造

千代の松の足袋には構造の部分にも他とは違った特徴がある。

それは足首部分の長さである

千代の松の足袋を地面につくところから一番高いところまでの高さを測ると約13cmだった。

対して行田市の他の足袋職人が作った足袋を測って見ると約11.5cmだった。

実際にブーツを履いてみると長さの違いがさらによくわかる。

千代の松の足袋をブーツに合わせてもパンツとブーツの間に足袋の柄をちらつかせることが出来る。

一方、千代の松の足袋ではない方は短いため、足袋の柄をちらつかせることはできず、すね毛がちらついてしまっている。

毎日足袋を履いている自分が思う足首の長さがあることによって生まれる良いことはこれだ。

・オシャレの幅が広がる

・ブーツの履き口との靴擦れを防げる

・靴とパンツの隙間がなくなり隙間風が少し軽減

千代の松のお母さんに足首部分を長くしている理由を聞くと、

『こっちのがオシャレでしょ』

とニッコリと教えてくれた。

魅力③ とってもあったかいお母さんお父さん

千代の松の足袋を選ぶ理由は足袋の柄や構造だけではない。

千代の松のお母さんとお父さんが本当にあったかいからだ。

撮影時のみマスクを外させてもらいました。

ある日、足袋を買うのにかなり長い時間がかかってしまった。

優柔不断で、良いなと思う購入候補の足袋をかたっぱしから並べてどれにするかずいぶん悩んだ。

『どれにしよっかな〜』『これのが良いかな』とか

ずーっと言っていた。お店中から気になる足袋を持ってきて好き勝手に並べてこんなに迷う客、普通は嫌だろう。

それでも気が済むまで散々迷ってお気に入りの1足を選べたのはお母さんとお父さんのおかげである

お母さんは埼玉県伝統工芸士に認定されている!

ものすごく悩む自分を見て「こっちの方がいいんじゃない?」って一緒になって選んでくれた。

そして、こんな言葉をかけてくれた。

『あなたみたいな若い人が足袋を愛してくれて嬉しい』

『幸せ。作りがいがあるわ』

本当に嬉しかった。

さらに千代の松が好きになった。

まとめ

『また来たい』

千代の松はそう思わせてくれる足袋屋さんだ。

普段履かれることが少なくなった足袋。

現代のファッションにも十分取り入れられる千代の松の柄足袋は足袋を履いてみる第1歩にふさわしすぎるだろう。

ぜひお店に足を運んで自分の目で選んで欲しい。

しかし足を運ぶことが難しいけど見てみたいという人は一度、以下のオンラインページに飛んでみて欲しい。

「1回履いてみようかな」

「これかわいい柄だなぁ」

そう思わせてくれる足袋がそろっている。

店舗情報

創作足袋 千代の松

定休日:不定(要確認)

電話番号:048–564–0785

住所:〒361-0077 埼玉県行田市忍1丁目1−16

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

足袋の町、埼玉県行田市で生まれ育つ。
海外から帰国後、日本のものづくりに心を奪われ続ける。
歴史や背景などのストーリーがあるもの、作っている人の思いが詰まっているもの、こだわりで溢れているものに心が熱くなる。
服、旅行も好き。そして人の笑顔も好き!!

コメント

コメントする

目次